映画 PR

小さな独裁者のあらすじや動画配信・フルを無料視聴できるところは?

小さな独裁者

かわいらしい単語と、巳が引き締まるような怖い単語がミックスされた映画タイトル、「ちいさな独裁者」というのは、今はじめてその映画タイトルを聞いたことがある人でも、ちょっと気になりますよね。

そんな「ちいさな独裁者」という映画について気になっている、ちょっと観てみたいと、思っている方のために、ちいさな独裁者のあらすじから口コミ、そして、どの動画配信サービスで見ることができるのかなど、気になる情報をお伝えしていきたいと思います。

映画・ちいさな独裁者の概要をご紹介!

ちいさな独裁者はどんな方によって作られたのか、その詳細について触れていきたいと思います。

日本での公開日 2019年2月8日
時間 119分
監督 ロベルト・シュヴェンケ
出演 マックス・ヒューバッヒャーなど
日本語字幕 吉川美奈子

「ちいさな独裁者」の予告編の動画もご覧ください。

なぜでしょうか。
第二次大戦のドイツ兵の顔立ちというのは、今までこういった顔立ちばかりで、すんなりと「ああ、ナチスが絡んだストーリーだな」というような気持ちにすぐに浸ることができますよね。
シュッとした顔立ちと、常に緊張感が満ちている、と同時に、無表情でもあるドイツ兵の顔立ちが、この予告編からだけでも味わうことができますよね。
そして、これを見ることで、ドイツ映画をこれから見るぞ!という構え(準備)のようなものもでき、より、「ちいさな独裁者」を楽しんでいただけるはずです。

ちいさな独裁者ってどんなあらすじなの?

上記でご紹介した予告編を観たら、余計にちいさな独裁者について気になった方は多いですよね。
険しい時代が設定とされているということで、余計に知りたいとか、もっとその時代にことを見て見たいと思う方は多いのは当然ですが、ちいさな独裁者とはどんなあらすじなのでしょうか。

そもそも、この映画は、偶然にもナチス将校の軍服を手に入れた名もない一兵卒が、瞬く間にヒトラーをもイメージさせるモンスターのような「独裁者」となり、変貌を遂げていく姿を描き出した実話を基にした映画となっています。

1945年、薄暗い荒野に1人の男が走っていきます。
後を追う軍用車の兵達は、銃口を構えて「何処へいきやがったんだ、ブタ野郎」と叫んでいるほどです。
泥だらけの兵士であるヴィリー・ヘロルトは、命からがら部隊を脱走して林へと逃げ込み、追いかける兵達の声が林の中で響く中、ヘロルトは巨木の根元の穴に入り込んで、息を潜めて彼らの声が消えるのを待つことにしました。
彼らが去ってたことを確認して、どこでもなく、無人地帯を彷徨います。
途中、道端で、同じように行き倒れた脱走兵に会って、彼を人のいない小屋に運びました。
2人は、夜近くの農家に侵入し、食料を略奪することに。
暗がりの部屋の中、首を吊るされた脱走兵が見えて、そのサイドに「略奪者は、刑に処す」と書かれた看板が掲げてありました。
ベッドで眠ってから目覚めた主人と家族がやってくると、もう1人の脱走兵を銃殺している間に、ヘロルトは逃げます。
極度の飢えに苦しみながら、ヘロルトは道端に打ち捨てられた軍用車両を見つけ、中にスーツケースがあり、ヘロルトはナチス将校の勲章が散りばめられた軍服を発見して、あまりの寒さにその軍服を着て、靴も履きそれに替えました。
そこに、突如現れた生真面目な上等兵フライタークは、立派な軍服姿のヘロルトに敬礼し、「部隊から逸れました。大尉、お供させてください」と言いながら、フライタークはヘロルトを大尉と思い込んで軍用車を運転します。
小さな村の酒場に入り込んで、大尉に成りすましたヘロルトは、ご馳走の代わりに店主の求めに応じて略奪者を射殺します。
あくる日、ヘロルトは農家に立ち寄ると、粗暴な兵士キピンスキーと、その手下達が好き放題に振舞っていました。
「私は総統の命令の下で、後方の動静を調べている。私の部隊に入れ」とヘロルトは架空の任務をでっち上げて、粗暴な兵士であるキピンスキーらを配下に収めていきます。
ヘロルトは、彼らの軍隊手帳に「特殊部隊H」と記入して、道中出会った兵士たちを、うまい言葉を使って騙していき、服従させるという手段を取ります。
脱走兵を取り締まる検問所で、ヘロルトはかつて逃走中に自分を追い回したユンカー大尉と鉢合わせします。
「一度会ったヤツの顔は忘れない」と、ユンカー大尉はヘロルトに心に突き刺さるような言葉を残していくのですが、彼は、ヘロルト親衛隊を荒野に建つ粗末な収容所に連れて行きます。
警備隊長のシュッテがヘロルト親衛隊に挨拶して、収容所の実情を説明しました。
「脱走兵や略奪者がどんどん増え、司法局に裁判が終わるまで保護するように言われています。食事も我々と同じように。すぐにあいつらを始末すべきですよ、総統にとりなしを!」と、シュッテは苛立ちを募らせて、ヘロルトに訴えるのです。
ヘロルトは、「略奪者は、処刑に処すに値する」と、司法部と繋がりのあるハイゼン所長の反対を押し切ります。
シュッテの工作もあり、ゲシュタポの全権委任をヘロルトは取り付け、彼は、即決裁判による囚人たちの処刑を実行に移していきます。

ちょっとあらすじは長いですが、これだけ読めば、ハラハラすること間違いなしです。
しかも、この映画は、実話に基づいていていますから、そういった意味での恐怖やドキドキ感を味わうことができます。

ちいさな独裁者のキャストはどうなっているの?

ちいさな独裁者に出演しているキャストについても見てきましょう。

主人公のヴィリー・へロルト役:マックス・ヒュービャッヒャー

2017年の作品で、「まともな男」という作品にも出演しています。
ゲシュタポ系の顔立ちなので、本作のヒーローとしても、しっくり着た方は多いのではないでしょうか。

キビンスキー役:フレデリック・ラウ

ナチュラルなイケメンという印象のある彼ですが、ドイツの俳優の中でも話題性の高い俳優で、これからどんどん名が知れていくことは間違いないでしょう。

フライターグ役:ミラン・ぺシェル

生粋のドイツ人、そして、色々な歴史を経験してきた首都のベルリン出身です。
「僕とカミンスキーの旅」という話題作にも出演されている俳優さんで、今後もますます大きな作品に出ていくことは間違いないでしょう。

ユンカー役: アレクサンダー・フェーリング

10代の頃から劇団に所属し、どんどん演技にのめりこんだ彼は、ベルリン演劇大学へと進学した、役者魂がアツい俳優です。
あの刺繍でおなじみであるゲーテの青春の日々を描いた映画、「ゲーテの恋~君に捧ぐ「若きヴェルデルの悩み~」にも出演する実力派です。

ちいさな独裁者映画の主人公ヴィリー・ヘロルトってどんな人なの?

この映画の主人公となる、ヴィリー・ヘロルトとは、実在した人物ですが、具体的にはどんな人物であったのかということも押さえておきましょう。

ヘロルトは、1925年にドイツ東部にあるケムリッツという小さい町に誕生しました。
煙突掃除の見習い工として働いた後、1943年に徴兵されました(後2年で第二次世界大戦も終わるという時ですが、人間にとっては大きな2年です)。
ドイツ国防軍の空挺兵としてイタリアで従軍していたのですが、その後にドイツ軍に配属されることとなります。
1945年終戦の数週間前に、部隊から離れて無人地帯をさまよい、映画のような感じで、軍用車の軍服を見つけて大尉に成りすまします。
大量虐殺の処刑を実行する「ちいさな独裁者」として。狂気の世界へと向かっていくのです。

ちいさな独裁者の口コミはどうなっているの?

ちいさな独裁者を既にご覧になった方はどんな口コミを投稿したのか、見ていきましょう。

戦時下の異様な空気の中だからこそのエスカレーションする狂気がうまく描けているなーと、思いながら見ていました。ふと、個人に潜む狂気や承認欲求、同調的な風潮など、現代の風潮にもつながる怖さも感じました。後で実在人物を描いたと知ったのですがそれもうなづけます。
なんか、ここまできたら逆に尊敬してしまうというような映画でした。戦時中の混乱期に上官の格好した人の階級を確認する強者なんていないような気もするけど…すごい人です。サイコパスだと思ってしまいました。映画はエンドロールまでよく作られていて素晴らしかったですし、とにかく考えさせられました
主役の方の演技がすごくハマっていると思います。立場や態度が逆転して権力に溺れていく様を飄々と演じ切っています
これが実話だということにも驚きましたし、その年齢にもある意味ショックを受けました。ジャケットも映画の内容もすべてが素晴らしい映画でした。やはり、ヒトラーの時代の話なので、ストーリ―的には重いのですが、収容所でのシーンは今まで見た映画も頭にフィードバックしてきて、悲しくなってしまいました。エンドロールまでもが素晴らしい映画だったので、おすすめです。
映画館でこの映画を観たのですが、女性の観客の比率の方が多かったような気がするので、ちょっと意外でした。こう言うと語弊がありそうですが、映画はすごく面白かった(興味深かったです)。ヘロルトがあのようになってしまったのは、本人の資質ばかりではなかったはずです。軍が権力を持つ時代というのは本当に恐ろしいと痛感させられました。どこの国でも人でも同じ、もうあんな時代を作ってはいけないと、考えさせられる映画です
この映画には、戦争や権力など、私が嫌いなものばかりが詰まっていたので、大して期待せずに見たのですが、ハッキリ言って、良作です。心からそう言えます。この作品はみんな見るべきだと思います

ちいさな独裁者を無料動画コンテンツで観られるの?

ちいさな独裁者をYouTubeなどの無料動画コンテンツでは見ることができるのでしょうか。

YouTubeでは、有料($2.99)にて視聴することができます。
ただし、音声はドイツ語、字幕が英語となり、日本語字幕のものや吹替のものはありません(2019年10月現在)。
ただ、雰囲気だけでも味わいたいという方には手っ取り早く見られるので良いかもしれませんね。
他にもdailymotionやPandora、それに9TSUなどがありますが、無料で映画をアップロードするのは違法行為となります。
そういった動画を視聴した際には、ウイルスにPCなどのデバイスが感染する恐れもありますので、違法無料動画の視聴はやめましょう。

ちいさな独裁者を動画配信サービスで観られるのはどこ?

では、動画配信サービスを利用したら、ちいさな独裁者を視聴することはできるのでしょうか。

2019年10月現在、ちいさな独裁者が配信されているサービスは、以下のものとなります。

  • U-NEXT
  • Amazonプライムビデオ
  • TELASA

上記のいずれも有料となります。

Amazonプライム会員の方は、TELASAやU-NEXTに登録しなくても、Amazonプライムビデオを利用した方が、今支払っている年会費で見ることができるのでお得です。
そうでなければ、やはりU-NEXTをご利用されるのがお得です。

月額1,990円(税別)ですが、作品数はなんと13万本以上と、他の動画配信サービスに差をつけています。
しかも、新規登録するだけ600ポイントプレゼントされ、30日間は無料でご利用いただけるので、この期間内に解約してしまえば利用料は無料です。
ちなみに、ちいさな独裁者は440円~となっていますので、このプレゼントされたポイントで視聴することが可能、実質無料で観られるということです。
これはお得ですよね。
もちろん、そのままU-NEXTを継続するということも可能で、この場合、毎月1,200ポイントがプレゼントされるので、それを利用して有料動画を見ることができます。
もちろん、無料動画も充実していますし、動画だけでなく、マンガなどもここで配信されていますから、インドアエンタテイメントをしっかりと楽しむことができますよ。

ちいさな独裁者は動画配信サービスでチェックしよう!

ハリウッド以外の洋画ということで、やはり、扱っている動画配信サービスは少なくなりますが、話題となっているちいさな独裁者を視聴することが可能です。
その際には、U-NEXTやAmazonプライムビデオでご覧ください。
口コミでも、心に色々な意味で響いてくる作品というものが多いので、気になっている方は早速、ご紹介した動画配信サービスをチェックしてみてくださいね。